黒木ノ水岩

黒木ノ水岩

★当サイトでは、アフィリエイト広告を利用しています★尚、当ブログの利用や掲載内容等により生じた損害等の責任は一切負いかねますので、ご了承下さい。

コスパ最強!?1万強で買えるFPS向けゲーミングモニタ!

今回は、FPS向けのゲーミングモニタの紹介という事で、ASUSの「VP228HE」をレビューして行きたいと思います。

 

1年半くらい使っていたLGの21.5型IPSモニタが故障してしまったので、急遽新しいモニタを購入しようと思った際にこちらのモニタを選んだ次第です。

 

1万程度で購入でき、かつFPSに適した性能を持っているという事で、非常にコスパの良い製品だと思います!

 

予算に余裕のある方は、もう1万出すと144HzのIPSゲーミングモニタが購入できるので、是非こちらも試してみてください!

ゲーミングPCやPS5と組み合わせる事で、最高のヌルヌル体験ができますよ! 

kurokinomizuiwa.hatenablog.com

 

その他、FPSに最適なゲーミングアンプはこちら↓ 

kurokinomizuiwa.hatenablog.com

FPSに最適なヘッドセットはこちら↓

kurokinomizuiwa.hatenablog.com

 

 

なぜFPS向けなのか?

このモニタがFPS向けとされるのは、画面の応答速度が1msと高速なためです。

 

応答速度とは、ディスプレイのドット1つ1つに表示される色が切り替わる速さの事です。

 

応答速度が速いと色が素早く切り替わるため、残像が少なくなるというメリットがあります。

そのため、FPSにおいて応答速度は最も重要なパラメータ1つとなっているのです。

 

視界が目まぐるしく変わるFPSでは、敵を如何に早く正確に捉えるかが重要になっててきますよね。

 

応答速度が速いモニタの方がよりハッキリと敵が見えるので、遠くにいる敵も狙いやすくなる訳です。

 

 

応答速度の他には、フレームレートリフレッシュレートがあります。

 

どちらも、1秒間に何回映像表示を切り替えられるかを表す指標ですが、それがゲーム機側の性能の場合はフレームレート、ディスプレイ側の場合はリフレッシュレートと呼びます。

 

この数値が高いほど、より滑らかに映像を映し出せるので敵の動きを正確に捉える事ができるようになります。

 

 

では、ゲーミングディスプレイに求められる最低限のスペックは?と言うと、PS4の場合は以下の通りです。

  • 応答速度:16m/s以下
  • リフレッシュレート:60Hz以上

 

実は、応答速度もリフレッシュレートも、ゲーム機側が出せるフレームレートに依存します。

 

PS4の場合、フレームレートは60fpsまでしか出ないため、最低限必要となる応答速度は16ms以下リフレッシュレートは60Hz以上となります。

 

その点、このゲーミングモニタはリフレッシュレート60Hz以上で、応答速度は1msなので十分必要なスペックを満たしていると言えます。

 

外観のデザイン

まずは箱から。こんな感じの箱に入れられて送られてきました。

家のスペースの関係から、今回は21.5型を購入しました。

f:id:ride_wa:20181216140010j:plain

 

開封してモニタを組み立てるとこんな感じです。

アームの部分と台座の部分がネジでしっかり固定できるため、グラつきも無く安定性はバッチリです。

f:id:ride_wa:20181216140013j:plain

 

付属のスタンドでも全然問題ありませんが、モニタアームを取り付ける事で、モニタを自由な位置に動かせるようになるため、とても便利です。

 

背面はこんな感じで電源、HDMI、ライン入力端子が付いてます。

f:id:ride_wa:20181216141333p:plain

また、音声はライン「入力」端子なので、音声はモニタに内蔵されているスピーカーからのみ出力されるようです。

 

試しに、持っている外付けスピーカーを端子に接続してみましたが、音は出なかったので、外付けスピーカーを使いたい方は注意が必要です。

 

ちなみに、スピーカの音質は可もなく不可もなくと言った感じです。

 

気になる画質は?

実際に電源を入れて、CoD: BO4のゲーム画面を映してみました。

 

写真だと分かりづらいですが、かなり綺麗に発色しています。

前に使っていたIPS方式のモニタよりも綺麗なのでは?と思うほどでした。

f:id:ride_wa:20181216140006j:plain

 

しかし、画面が切り替わったところで少し問題が・・・

 

写真を見ても、黒色の部分がかなり白っぽく見えている事が分かります。

前に使っていたIPSモニタは白くなる事はなかったので、気になりますね。

f:id:ride_wa:20181216140002j:plain

 

また、液晶パネルの駆動方式がTN方式なので、少し角度を変えて見ると、色の濃い部分が白く見えます。

 

昔使っていたIPS方式のモニタは、多少角度を変えても正面から見たときと同じ見え方だったので、ここは少し不便かなと思います。

 

ただし、これは以下に紹介している対策を行うことで軽減できるので、気になる方は参考にしてみて下さい。

 

 

最後に、これはどんなモニタにもあり得る事なのですが、1つだけドット抜けがありました。

f:id:ride_wa:20181216141340j:plain

1つだけとは言え、赤く光ってしまうので結構気になります。

たまたまドット抜けがあったのでしょうが、ちょっと残念でした。

 

※追記

このように、誰でも分かる目立ったドット抜けピクセル抜けと言うようです。

ドット抜けの場合は、ドット抜けチェックツール等を使わないと分からないレベルの抜けみたいです。)

 

ドット抜けの場合、メーカーに返品交換してもらえる基準は、ドット抜けが◯個以上等の規定があります。

 

しかし、ピクセル抜けは初期不良に該当するため、1個でもあれば返品交換してもらえる事が多いようです。

 

なので、もしこう言った目立つドット抜けがある場合は、初期不良ピクセル抜けかもしれませんので、メーカーに問い合わせてみると良いと思います。

 

その他のおすすめゲーミングモニタ

ここでは、1万円程度で購入できる他のおすすめなゲーミングモニタを紹介します。

いずれのモニタも、リフレッシュレート60Hz以上応答速度も10ms以下FPS向きの性能になっています。

 

IPS方式のゲーミングモニタになります。

IPS方式なので、角度を変えても色が変わりづらく、見やすいモニタになっています。

応答速度も5msなので、FPSでも十分使える性能だと思います。

 

今回紹介したディスプレイと同じく、TN方式のゲーミングモニタになります。

こちらも応答速度が1msと高速で、FPS向けの性能と言えます。

 

まとめ 

メリットとデメリットをまとめると以下の通りです。

<メリット>

  • 1万円強と安価
  • 応答速度が1msとFPS等のゲームに向いている
  • スピーカ内蔵なので、外付けスピーカを買う必要がない
  • 色の発色がとても綺麗
  • 多機能(ブルーライトカット、FPS用ターゲット表示など)

<デメリット>

  • 見る角度によって色の見え方が異なる
  • 黒色が白っぽく見えてしまう
  • 外付けスピーカが付けられない

 

デメリットもあると言えばあるのですが、ゲーミング用としては全く問題ないですね。

ゲームをする場合は正面からしか画面を見ませんし、音もスピーカからではなくヘッドセットで聴きますから・・・

 

逆に、映画鑑賞や動画をメインで見る方は、外付けスピーカでの音声出力ができるIPS方式のモニタがおすすめです。

 

また、ブルーライトカット機能やその他色々な機能が付いているのですが、自分は使っていないので割愛しました。

興味のある方はAmazonの商品ページなどを参照してください。

 

唯一の欠点といえば、黒色が白っぽく見えてしまう問題です。

なぜなら、FPSで暗い場所で潜んでいたりする際に、周囲がよく見えないので敵を見逃してしまったりします。

 

しかし、モニタ側の設定をいじくる事で解消できたので、その方法をご紹介します。

 

黒が白っぽく見えてしまう対策

この白っぽく見えてしまう問題は結構クセモノで、暗いシーンになると映像がかなり見づらいので、ゲームでも映画鑑賞などでも結構気になってしまいます。

 

そこで、私はモニタの設定を以下のように変更することで、この白っぽく見える現象の対策をしています。

 

モニタに搭載のボタンを押して、「メニュー」→「Splendid」から「ゲームモード」を選択します。

次に、「色」→「明るさ」を60コントラスト」を80にします。

明るさとコントラストの値は、ご自身の好みで変更してください。

 

これだけで、だいぶ見え方が改善されると思います。

もし、白っぽく見える問題に悩まされている方がいらっしゃれば、是非試してみてください!!

 

 

高評価ゲーミングヘッドセットLB-902を使ってみた!

今回は、低価格帯ながら高評価のゲーミングヘッドセットであるSOULBEATの「LB-902」をレビューして行きたいと思います。

Amazonでは★4の高評価を受けている上にデザインも抜群にカッコいい、個人的にオススメのヘッドセットです。

 

外観のデザイン

こんな感じの箱で届きました。マットな黒に、赤とシルバーのデザインが光る本体の画像がプリントされています。

箱の時点で既に十分なカッコよさを放っていますね・・・

f:id:ride_wa:20181208180346j:plain
f:id:ride_wa:20181216162639p:plain


本体は下の画像のように、黒とシルバーを基調とし、ポイントで赤が入るスタイリッシュな配色になっています。

f:id:ride_wa:20181208180337j:plain
f:id:ride_wa:20181208180244j:plain

 

左の写真のように、ハウジングの部分は光沢のあるメタリックな質感になっています。ヘッドバンドの上部には、右の写真のように「SOULBEAT」の刻印があります。

ヘッドバンドは自動伸縮するため、装着するだけで頭のサイズにピッタリ合ってくれます。

f:id:ride_wa:20181216134516j:plain
f:id:ride_wa:20181208180408j:plain

 

フックに引っ掛けて保管できる!

このようなワイヤータイプのヘッドセットは、左の写真のようにフックに引っ掛けて保管しておけるのでとても助かります。

右の写真のように、吸盤フックを2個テーブルの下にくっつけるだけでヘッドセットハンガーになるのでオススメです。

f:id:ride_wa:20181214231726p:plain
f:id:ride_wa:20181216135832p:plain

 

ちなみに、使用している吸盤フックは下記の製品です。2個入りで300円程度なので安く、吸着力も高いのでオススメです。(耐荷重1kg)

 

外部コントローラと接続端子

左の写真のように、外部コントローラは細身ながら、「ボリューム調節」「マイクのON/OFF切り替え」が行えます。

接続端子は4極ステレオミニプラグのみとなっています。本体を光らせる為だけのUSBは邪魔だと思っていたので、プラグだけなのは嬉しいですね。

また、右の写真のような4極→3極(マイク/ヘッドホン)の変換ケーブルも付属しています。

f:id:ride_wa:20181208180353j:plain
f:id:ride_wa:20181208180315j:plain

 

コードの部分は編み込みになっているので、柔軟で断線リスクも少なく耐久性に問題はなさそうです。

 

装着感・防音性能

装着感は、本体も軽量で左右の側圧も強くなく、長時間プレイしていても問題ありませんでした。

メガネとの干渉もなく、まるで何も付けていないような感じで装着感はとても快適です。

 

左の写真のように、ヘッドバンドの部分が赤色の薄いクッションになっているため、頭への負担を軽減してくれます。

また、右の写真のようにイヤーパッド無数の穴が空いた通気性の良いタイプで、ムレにくい構造になっています。

f:id:ride_wa:20181208180252j:plain
f:id:ride_wa:20181208180257j:plain

 

防音性能はそこまで高くなく、聞こえすぎず聞こえなさすぎずといった感じです。

 

気になる音質は?

やや高音よりのフラットな音質だと思います。低音も高音もバランス良く聞こえますが、どちらかと言うと「シャリ」寄りかなといった感じです。

 

FPSでは足音などもよく聞こえますし、定位も45度くらいの分解能で掴める感じですね。

高音が強調されているおかげで、銃を構えるときの「カチャッ」という音も良く聞こえます。

 

やや高音寄りとはいえフラットに近い音質なので、ゲームはもちろん映画や音楽鑑賞などの用途でも特に問題ないかと思います。

 

マイクの性能は?

マイクは、まだ使用した事がないので、使用してみたら追記しようと思います。

 

総評

  • 価格:★★★★☆
  • デザイン:★★★★★
  • 装着感:★★★★★
  • 防音性能:★★★☆☆
  • 定位感:★★★☆☆
  • 高音:★★★★★
  • 低音:★★★★☆
  • マイク音質:不明

 

個人的に一番気に入っているのは、何と言ってもそのデザインのカッコよさです。色の組み合わせも外観デザインもどストライクです。

これよりカッコいいゲーミングヘッドセットは、ゼンハイザーのGSP600ぐらいだと思ってます。

 

前回レビューした「BUTFULAKE」と比べると銃声や爆発音などの迫力は劣りますが、高音もしっかり強調されているので聞き取れる音の種類は多いかな、という感じです。

防音性能や定位感はどちらも同じような感じですね。装着感は、LB-902の方が良いと思います。

kurokinomizuiwa.hatenablog.com

 

価格もそこまで高くないので、デザインが気に入った方は是非入手してみてください!

 

番外編:Astro MixAmp Pro TRと組み合わせて使ってみた

PS4で使うなら定番のアンプであるAstroのMixAmpと組み合わせて使ってみました。

 

感想は…素晴らしかったです。

元々がフラットに近いお陰か、MixAmpと組み合わせるとイコライザの設定がいい感じに効いてくれます。

BUTFULAKEもMixAmpで聴いてみましたが、やはりLB-902の方がアンプとの相性は良い感じですね。

 

余談ですが、MixAmpはこのような低価格帯のヘッドセットでもある程度のレベルまで音質を引き上げてくれるのと、バーチャルサラウンド化もしてくれるので素晴らしいですね。

もっと早くに購入すれば良かったと後悔するほどです…

後ほど、MixAmpの詳しいレビューを書こうと思います!

 

超簡単に外付け可能!USB3.0対応のHDD/SSDケースの紹介!

今回は、前回の記事で少し紹介した内蔵HDD/SSDを超簡単に外付けできるケースについてレビューして行きたいと思います。 

kurokinomizuiwa.hatenablog.com

 

HDD/SSDケースは、内蔵HDDを外付けする際に使用するケースで、外付けにしたいHDDやSSDの規格に合わせて、対応しているケースを選ぶ必要があります。 

今回レビューするHDD/SSDケースはこちら↓

 

製品の特徴

Amazon1,000円程度*1で買える安価なケースです。その他の特徴は以下の通りです。

  • 2.5インチ(厚さ9.5mm/7mm)のHDDとSSDに対応
  • USB3.0に対応
  • SATA Ⅰ/Ⅱ/Ⅲに対応
  • HDD/SSDをケースに差し込むだけの簡単着脱
  • HDD/SSDの抜け落ちを防ぐロック機能搭載

PS4のHDDは2.5インチ(厚さ9.5mm)なのでバッチリ入ります。

また、USB3.0対応なのでデータの読み込み速度の高速化も狙えます。

 

外観のデザイン

左のような外箱で届きました。中身は、右の写真のように「ケース✕1、USB3.0ケーブル✕1、7mm厚HDD/SDD用スポンジ✕1、説明書等✕1」が入っています。

f:id:ride_wa:20181216141446j:plain
f:id:ride_wa:20181216141436j:plain

 

ケースの外観は左の写真のようにプラスチック製のマットな質感で、表面にざらざらした加工がされており指紋の付着を防止してくれます。

本体をスライドさせると、右の写真のように下部がパカっと開くので、ここにHDDやSSDを差し込みます。

f:id:ride_wa:20181216141454j:plain
f:id:ride_wa:20181216141428j:plain

 

使い方

使い方はとても簡単で、本体下部の差込口から下の写真のようにHDD/SSDを差し込むだけです。

f:id:ride_wa:20181216154941j:image

ただし、「入れる向きを確認する」事と「しっかり奥まで差し込む」事に注意して下さい。

入れる向きは、差込口から奥の端子部分の形を見れば分かるはずです。

また、 差し込んでいる途中で奥の端子と接触した手応えがあるので、しっかり奥まで押し込んであげて下さい。

Amazonレビューを見ていると「読み込めなかった」という人は、ちゃんと奥まで差し込めていなかった事が原因である場合が多いようです。

 

HDD/SSDが差し込めたら、フタを閉じて左の写真の右側にある脱落防止用ロックをオンにします。こうする事で、持ち運び時など中身が不意にケースから落ちてしまうのを防ぐことができます。

最後に、右の写真のように付属のUSBケーブルを左側の端子に接続して完成です。

f:id:ride_wa:20181216141441j:plain
f:id:ride_wa:20181216141432j:plain

 

使ってみた感想

HDD/SSDケースは初めて使ったのですが、ケースに中身を入れてケーブルをつなぐだけなので、思ったよりも遥かに簡単でした。

 

また、Amazonレビューなど見ると「読み込んでくれなかった」等の書き込みがチラホラあったので不安でしたが、PS4でもPCでも問題なく読み込んでくれました。

データの書き込み/読み込み共に問題なく動作してくれたので、ホッと一安心。

 

ケーブルとの接続もユルユルなんて事はなく、しっかりと接続できていますし、ケースからの脱落防止用ロックも付いているので安価でも基本的な性能は十分に発揮できていると思います。

 

みなさんも、HDDやSSDを外付けにして使いたい時は、是非HDD/SSDケースを使ってみて下さい!

 

*1:2018/12/16 時点

【PS4】内蔵HDDをSSDに換装して高速化してみた!

今回は、PS4の内蔵HDDをSSDに換装する方法を紹介します。

また、実際に換装した効果についても詳しくレビューしたいと思います。

 

FPSなどの容量の大きいゲームを入れてると、500GBでは足りなくなる事ってありますよね。

また、モンハンなどロードに時間がかかるゲームは、それだけでストレスになります。

 

この2つを一気に解決できるのが、大容量SSDです。

HDDよりも大容量のSSDを使う事で、ゲームをたくさん保存でき、かつロードを高速化してサクサク楽しむことができます。

 

SSDはHDDよりも高価ですが、Amazonで定期的に行われるセールで安くなっている事が多いため、セール期間中を狙えば1万強程度で買う事ができます。

 

さらに、PS4はHDDの交換が簡単にできる作りになっているのです。

実際に交換してみた時も「えっ、めっちゃ簡単じゃん!!」と驚きました。

 

本当に簡単に換装でき、ロード時間も圧倒的に速くなるので、皆さんも是非トライしてみて下さい!

 

※※注意※※
簡単に換装できるのですが、メーカーが保証している訳ではないので、あくまで自己責任で行うようにして下さいね!

 

実は外付けにした方が速くなる!?

SSDへの換装方法を説明する前に、皆さんに知っておいて貰いたい事があります。

 

実は、Proではない通常のPS4の場合、外付けにする方が遥かに簡単で、しかも高速になるんです。

 

これは、内蔵と外付けの場合で、本体との接続方式が異なるためです。

 

内蔵ではSATA IIという方式のため、内蔵では速度が3Gbpsになります。

これに対し、外付けではUSB3.0という方式のため、外付けでは速度が5Gbpsになります。

 

そのため、通常のPS4の場合は、外付けにした方がデータのロード速度が向上するのです。

ちなみに、PS4 Proの場合は逆で、内蔵SSDにした方が速くなるので、PS4 Proをお使いの方は気にしなくてOKです。

 

外付けのデメリット

通常のPS4の場合、外付けの方が内蔵より、簡単かつ高速になるというメリットがあります。

 

しかし、一方で以下のようなデメリットがあり、特に上の2つは重要です。

  1. PS4USBポートを1つ占有してしまう
  2. ケーブルの接触不良でデータが壊れる危険性がある
  3. 外付けなので場所を取る
  4. アプリケーション以外のデータが保存できない

 

まず1つ目ですが、外付けHDDや外付けSSDなどの拡張ストレージは、PS4本体と直接接続する必要があります。

そのため、USBハブなどを介して接続できず、USBポート1つを必ず占有してしまいます。

なので、VRなど他の機器を繋げたい方は要注意です。

 

そして2つ目ですが、個人的にはこれが一番厄介です。

ケーブルに手やモノなどを引っ掛けて不意にUSBケーブルが外れてしまうと、中のデータが高確率で壊れてしまうのです。

 

不慮の事故でなくとも、元々USB接続は、ホコリやサビ、ポートの緩みなどで接触不良が起こりやすいため、この場合も高確率でデータが飛んでしまいます。

 

外付けのストレージにはゲームデータのみで、セーブデータは保存されません。

そのため、データが壊れてもインストールし直せば遊べるようになるのですが、データが壊れるたび何GBもインストールし直すのは面倒です。

 

私も、SSDに換装する前は外付けHDDを使っていたのですが、「ストレージのデータが壊れています」というエラーが出てしまう事がありました。

しかも、これが1度だけでなく、かなりの確率で同じエラーが出るようになってしまい、結局外付けHDDは使わなくなりました。

 

上記の理由から、外付けはリスクが大きいため、今回は内蔵SSDとして換装しようと思った訳です。

皆さんも外付けSSDにする場合は、これらの点に気をつけて検討してみて下さい。

 

ちなみに、外付けSSD化する方法は、目次の「外付けHDDとして再利用する」に書いてある方法と全く同じなので、気になる方は参照下さい。

 

用意するもの

前置きがかなり長くなりましたが、ここから換装方法について解説していきます。

用意するものは以下の通りです。

  1. PlayStation 4
  2. インターネットに接続できるパソコン
  3. 交換用のSSD
  4. プラスドライバー(H型1番)
  5. バックアップ用のUSBストレージ

 

今回使うPS4は、CUH-1200Aになります。

既にメーカー生産が終了している旧型ですが、現行機種でも交換の流れは同じなので、参考になれば幸いです。

 

交換用のSSDの条件

公式HPにて交換するHDDの仕様条件が掲載されていますが、SSDでも同様です。

  • SATA Ⅱ に対応していること
  • 厚さが 9.5mm 以下であること
  • 容量は 160GB 以上であること
  • サイズは 2.5 インチであること

 

今回使用したSSDは、日本サムスンの860EVOシリーズになります。

換装してから1年弱になりますが、特に問題なく使えてますし、値段も安いのでオススメです。

 

他には、Crucial製のSSDも価格が安くオススメです。

こちらの製品もPS4に換装している方が多いため、問題なく動作すると思います。

 

プラスドライバー

公式HPではH型1番とありますが、ダイソー等の100均に売っている細いドライバーセットにサイズの合うものが1本入っているはずです。

 

ホームセンターなどであれば1本から売っているので、単品で購入するか100均で買うのが良いと思います。

 

USBストレージ

USBストレージは、セーブデータ等のバックアップ用データを保存したり、再インストール用のシステムソフトウェアを格納するために使います。

主に「外付けHDD」か「USBメモリ」のどちらかを使う事になると思いますが、これはPS4のHDDの中身をどこまでバックアップするかによります。

 

PS4に入っているダウンロードソフト等のアプリケーションを全てバックアップしたい場合は、容量が大きくなるため外付けHDD等の大容量ストレージを使うと良いと思います。

全てバックアップするため、いちいちアプリケーションを再インストールしなくて良いので、とてもラクチンです。

 

とは言え、外付けHDDは5,000円〜10,000円程度するため、お財布と相談してみて下さい。

 

一方、アプリケーションはバックアップせず、セーブデータやスクリーンショット等のみバックアップしたい場合は、USBメモリを使用します。

外付けHDDに比べ、USBメモリは1,000円程度と大変安価で、持っていない人でも手が出しやすいのがメリットです。

 

しかし、アプリケーションを後から全て再インストールし直さなければならないため、結構面倒です。

 

内蔵HDD→SSDへの交換手順

SSDへの交換は、ざっくり下記の手順で行えます。

  1. USBストレージを使ってバックアップを取る
  2. USBストレージに再インストール用のシステムソフトウェアを入れる
  3. PS4の本体カバーを外し、内臓HDDを取り出す
  4. SSDに交換してカバーを元に戻す
  5. 電源を入れ、USBストレージからシステムソフトウェアを再インストールする
  6. PS4を再起動し、USBストレージからPS4の復元を行う

 

それでは、以下より各ステップの詳細を説明していきます。

文字のみでの説明になるため、適宜公式HPや、他のサイトへのURLを貼っていますので、必要に応じて参照下さい。

 

① バックアップを取る

PS4を起動してUSBストレージを接続します。

次に、「設定」→「システム」→「バックアップ/復元」のメニューから、PS4をバックアップする」を選択します。

 

少し待つと、バックアップデータの推定容量が表示され、下の「次へ」ボタンが押せるようになります。

ここで、PS4の中のアプリケーションをバックアップしたくない場合は、「アプリケーション」の左にあるチェックを外して下さい。

 

良ければ下部の「次へ」ボタンを押し、次に出る確認画面で「バックアップする」を押します。

すると、バックアップが始まるのでしばらく待ちます。(当然、バックアップするデータ量が多いほど時間がかかります。)

バックアップが完了すると、PS4が再起動します。

 

以上で、バックアップは完了です。 

バックアップ完了後、USBストレージはPS4から取り外して下さい。

 

PS4電源が完全に切れている状態でUSBを抜くか、電源がついている時は「設定」→「周辺機器」→「USBストレージ機器」から取り外したいUSB機器を選び、「このUSBストレージ機器の使用を停止する」を選択します。

 

その後、「安全に取り外せます」と表示されたら「OK」を押してUSBを取り外して下さい。 

公式HPでの解説はこちら↓
PS4の内蔵HDDデータのバックアップ・復元をするには?

 

② システムソフトウェアの入手

取り外したUSBストレージをPCに挿し、下記の公式ページからシステムソフトウェアをダウンロードします。

www.jp.playstation.com

 

ここで、「アップデートファイル(通常アップデート用)ダウンロード」のボタンではなく、その下にある「アップデートファイル(再インストール用)ダウンロード」のボタンを押してファイルをダウンロードして下さい。

 

間違えて通常アップデート用をダウンロードしてしまうと、システムソフトウェアをインストールする際にエラーが出てしまうので注意して下さい。私はここで間違えました…

 

ダウンロードできたら、USBストレージPS4」フォルダ直下に「UPDATE」フォルダを作成し、その中に先ほどダウンロードしたファイルを保存します。

 

以上で、システムソフトウェアの入手が完了しました。

 

USBストレージはPCから取り外して下さい。

取り外し方法は、お使いのPCの操作方法に従って下さい。

 

③ 内臓HDDを取り出す

この作業を行う前に、今一度①のPS4のバックアップが完了しているか確認してください。

 

ここからはPS4本体をいじっていくので、はじめにPS4の電源を切ります。

完全に電源が落ちたのを確認したら、安全のため電源ケーブルを必ず引き抜いておいて下さい。

 

電源ケーブルを抜いたら、PS4の表面の上半分を上方向にスライドさせてカバーを取り外します。

開けたら、PlayStationのボタン(◯や△など)の絵柄が描かれたネジが1本あるので、プラスドライバーで外します。

 

すると、中のHDDがケースごと引き出せるので、取り出します。

取り出したら、ケースの外側に左右4ヶ所ネジがあるので、全てドライバーで外し、中のHDDをケースから取り外します。

 

以上で、内臓HDDの取り出しは完了です。

下の方で、取り出したHDDの再利用方法も解説しているので、HDDは捨てずに取って置きましょう!

 

画像付きで解説しているサイト様はこちら↓
http://usagi-gadget.com/ps4-hdd-replacement/

 

SSDに交換する

交換は、HDDを取り出したのと逆の手順を踏めば良いだけで、気をつけるポイントは以下の2点だけです。

 

1つ目はSSDの向きを間違えないことです。HDDが入っていた時と同じ向きで取り付ければOKです。

 

2つ目は、SSDによってはケースよりも厚みが薄いため、取り付け時に浮かせた状態で取り付ける必要がある事です。

 

ガタつかないようにしっかりとネジ止めしたら、ケースごとPS4本体に挿し込みます。

挿し込んだら、ケースと本体をPlayStationのボタンの絵柄が書いてあるネジで固定し、本体カバーをはめ込んで戻します。

 

以上で、SSDへの交換が完了しました。

これで、ハードウェアの交換は終了です。次は、ソフトウェアの設定をしていきます。

 

⑤ システムソフトウェアの再インストール

電源ケーブルとUSBストレージをPS4に挿し、PS4をセーフモードで起動します。

セーフモードで起動する時は、電源ボタンを長押しして、2回目のピッと言う音が鳴ってから手を離して下さい。

セーフモードの画面が出たら、「PS4を初期化する(システムソフトウェアを再インストールする)」を選択して下さい。

後は画面に従ってシステムソフトウェアをインストールしていきます。

 

以上で、システムソフトウェアの再インストールが完了しました。

 

PS4を復元する

最後に、バックアップデータからPS4のデータを復元していきます。 

バックアップデータを入れたUSBストレージがPS4に挿さっていることを確認したら、「設定」→「システム」→「バックアップ/復元」を選択します。

 

次に、復元するバックアップデータを選択します。

初期化の注意画面が出ますが、そのまま「復元する」を選びます。

その後もいくつか確認画面が出ますが、通常は全て「はい」でOKです。

全て選択し終わると復元が始まるので、しばらく待ちます。

 

以上で、PS4の復元が完了しました。

これでSSDへの換装が無事終了です!お疲れ様でした。

 

公式HPでの解説はこちら↓
PS4の内蔵HDDデータのバックアップ・復元をするには?

 

取り出した内臓HDDの活用方法

さて、取り外して行き場のなくなった内臓HDDですが、捨てずに有効活用する事が出来るんです! 

例えば、

  • PCの外付けHDDとして使う
  • PCの内臓HDDとして使う
  • PS4の拡張ストレージとして使う

といった再利用方法です。

特にPCまたはPS4の外付けHDDとして使う方法がとても簡単で便利なので、以下でご紹介したいと思います。

 

外付けHDDとして再利用する

外付けHDD化は、本当に超簡単です。

下記のようなHDDケースを買って中にHDDを入れるだけ。

しかもケースは1,000円程度で買えてしまうので、お財布にも優しい。

マジでこれだけです。外付けSSDの場合も同様です。

後は、PCやPS4にUSBで接続してフォーマットすれば、外付けHDDや拡張ストレージとして使用する事ができます。

詳しい使い方は以下の記事で紹介していますので、参考にどうぞ↓

kurokinomizuiwa.hatenablog.com

 

個人的には、PS4の拡張ストレージとして使用する方法をオススメします。

SSDは高価なため大容量に手が出しづらく、容量が物足りない…なんて事もあると思います。

そんな時、交換したHDDを拡張ストレージとして使えば、容量を簡単に増やす事が出来るのでとても便利です。

さらに、細かい話ですがHDDも外付けにする事でUSB3.0での接続になり、内臓の時よりもロード時間が向上します。

 

ちなみに、PS4の拡張ストレージとして使う場合は「設定」→「周辺機器」→「USBストレージ機器」から拡張ストレージにしたい機器を選び、「拡張ストレージとしてフォーマットする」を選択します。

 

SSDに換装してみた効果は?

さて、肝心の効果はと言うと・・・

は、速い・・・速すぎるッ!!!

いろんなサイトで言われている通り、確かに爆速です。

あまりの速さに感動すら覚えました・・・

しかも、ゲームのローディングだけでなくスクリーンショットなども超高速にできるようになってました!

 

速度は検証していませんが、少なくとも体感で「かなり速くなった」と実感できるくらいには速いので、SSDに換装した効果は大いにあった!と言えるでしょう。

詳しい速度に関しては、HDDとSSDをそれぞれ内蔵と外付けで速度検証している、こちらのサイト様がとても参考になると思います。

www.ps4pro.jp

 

今のところ、SSDに換装してから特に不具合もなく正常に動作していますし、さすがPS4で動作確認済みと謳っているだけはあると言ったところでしょうか。

内蔵SSDでこれだけ速いんだから、外付けにしたらもっと速くなるのか・・・と思うと、外付けもワンチャンありなのかなと思ってみたり。

 

皆さんも、大バンバン振る舞いセールでPS4を手に入れたら、SSD に換装して爆速ロード体験をしてみてはいかがでしょうか?

 

1,000円台なのに高性能!超おすすめPCスタンドをレビュー!

今回は、以前記事にしたPCスタンドの詳細レビュー記事という事で、サンワサプライマルチデータホルダー」を紹介して行きたいと思います。

kurokinomizuiwa.hatenablog.com

 

PCスタンドとしても問題なく使用でき、かつPCスタンド以外の幅広い用途でも利用できる高性能スタンドになっています。

しかもこれが1,000円強で買える*1というのだから驚きです。

あまりの便利さに、職場用と自宅用で2個購入してしまうほどです。

 

今回は、そんなコスパ最強のPCスタンドをレビューして行きます。

 

外観のデザイン

外箱は下の写真のようなパッケージになっています。箱の中に説明書などは入っておらず、箱の裏面に特徴や使い方が書いてあるので、こちらを参照します。

f:id:ride_wa:20181208180326j:plain
f:id:ride_wa:20181208180333j:plain

 

箱から中身を取り出すと、こんな感じで折りたたまれています。色合いも灰色ベースで落ち着いているので、どんな場面でも使いやすいです。

また、使わない時は折りたたんでブックスタンド等に立てかけておけるので、省スペースなところも嬉しいですね。

f:id:ride_wa:20181208180217j:plain
f:id:ride_wa:20181208180341j:plain

 

開いてスタンドにすると以下の写真のような感じになります。

右の写真のように、濃い灰色の部分にくぼみがあるので、こちらに黒いハリガネ部分をはめこみ、角度を調節できます。

f:id:ride_wa:20181208180323j:plain
f:id:ride_wa:20181208180404j:plain

 

機能・用途

外箱に書いてある通り、PCスタンド以外にも様々な用途で使えます。

「ノートPCスタンド」を始め、「ブックスタンド」「書類スタンド」など様々なスタンドとして使えます。

f:id:ride_wa:20181208180349j:plain

 

左の写真のようにストッパーが付いているので、PC等のずり下がりを防止してくれます。また、ストッパーは上下に動かせるので、使わない時はパタンと下に倒しておけます。

角度調節も細かくできて、通常は3段階までなのですが、右の写真のように真ん中の部分を開いてやると、さらに3段階調節できるため、計6段階の調節が可能です。

f:id:ride_wa:20181208180401j:plain
f:id:ride_wa:20181208180304j:plain

 

また、左の写真のように、上部には書類などを挟めるクリップが付いています。

さらにこのクリップ、引き出して取り外しできるので、右の写真のように左側や右側に取り付けが可能なのです。

f:id:ride_wa:20181208180356j:plain
f:id:ride_wa:20181208180311j:plain

 

仕様

メーカーのHPで掲載されている仕様は下記の通りです。

負荷重量が5kgなので、一般的なノートPCであれば問題なく使えると思います。

マルチデータホルダー(DH-316)の仕様
対応サイズ A4、B5
本体サイズ W301×D309×H235 mm
有効プレートサイズ W301×H235 mm
重量 512g
クリップ可能枚数 20枚
負荷重量 5kg

 

使ってみた感想

前回の記事でも書きましたが・・・

全然肩が凝らない!!!

 

今まで散々悩まされていた肩や首周りへの負担が綺麗さっぱり解消されました。

購入してからもう3ヶ月くらいは使っているのですが、目線と同じ高さに画面が来るので猫背にならずに済み、姿勢も良くなった気がします。

スペースも元々PCが置いてあった分のスペースしか取らないので、全く問題なしです。

 

他のPCスタンドに比べてかなり安かったので耐荷重性能を心配していましたが、少し重いノートPCを置いてもグラつく事無く、バッチリ安定していました。

また、プレートの部分に無数の穴が空いており風通しが良いので、PCの放熱もできるところも嬉しいポイントです。

 

みなさんも、安価でPCスタンドとしての機能もバッチリ備えたコスパ最強の「マルチデータホルダー」で快適なPCライフをお過ごし下さい!

 

*1:2018/12/09 時点