今回は、誰しも一度は考えるであろう、寝ながらゲームができる環境についてご紹介します。
携帯ゲーム機なら寝っ転がって遊べますが、本体をずっと持ってると、手や腕が疲れてしまいますよね。
そんな時、今回紹介するグッズがあれば、本体を持つ事なく、快適に寝ながらゲームできる環境が作れるのです!
さらに、ゲームだけでなく動画や映画もベッドに寝たまま観れるので、とっても便利♪
動画視聴は、Amazonプライムに入っているなら、Fire TV Stickが簡単で快適なのでオススメですよ!
完成イメージは、こんな感じになります。
場合によっては最低でもアームスタンド1つあれば良いので、とっても安くて簡単にできちゃいます。
という訳で、早速その人をダメにする環境づくりについて、必要なものや作り方を紹介していきたいと思います!(笑)
寝ながらゲーム環境のココがスゴい!
モノさえ揃えば簡単に作れるので、とてもお手軽です。
これが実現できると何が嬉しいのか、ポイントを4つに絞って説明して行きますね!
簡単に作れて、かつ色んなシーンで役に立つので、是非作ってみて下さい!
寝ながら遊べるので疲れにくい!
学校や仕事から帰って来て、「あ〜疲れた〜」という時でも、ベッドにダイブしたまま遊べます。
また、風邪やインフルエンザにかかっても寝たまま遊べるので、ヒマな療養中でもゲームが楽しめます。
ただし、やり過ぎには注意してくださいね^ ^;;
メガネが無くても裸眼で遊べる!
私自身も目が悪く、常にメガネなのですが、家では極力メガネを外したいですよね。
コンタクトの人も同じなのではないでしょうか?
アームスタンドのアームを調節する事で、目とディスプレイの距離をグッと近づける事ができます。
そのため、目が悪い人でも、メガネやコンタクトなしで裸眼で遊べるのです。
アームの調節も簡単で、裸眼で映像がはっきり見える位置までディスプレイを動かすだけです。
遊ぶたびにディスプレイの位置調整が必要ですが、3秒くらいでできるので、大した手間ではありません。
何より、裸眼でプレイできるので、いつ寝落ちしても大丈夫です。笑
使わない時はコンパクトに収納可能!
アームスタンドのアーム部分は、ディスプレイを装着したまま折りたためるため、意外と省スペースです。
遊ばない時はアームを折りたたんで収納し、遊ぶ時はまたアームを伸ばすだけなので、セッティングも楽々行えます。
ハードを選ばず、幅広いゲームに対応!
PS4、Switch、PC等の据え置きゲームやスマホゲーなど、ほとんど全てのゲームを寝ながらプレイする事ができます。
ディスプレイに画面を映す手段さえ用意できれば、どんなハードのゲームでもOKです。
スマホや携帯機のゲームの場合は、元々寝ながらゲームできてしまうので、あまりメリットが無いように見えます。
しかし、ディスプレイに映す事によって大画面でプレイできますし、スマホの場合は画面ボタンの代わりにBluetoothコントローラでプレイできるので、操作性も向上します。
用意するもの
環境構築に必要なものは場合によって異なりますが、基本的に以下の3点です。
- モバイルディスプレイ
- アームスタンド
- ワイヤレスコントローラ
この中で必須なのはアームスタンドだけなので、人によってはかなり安上がりで済みます。
また+αであると便利なものは、以下の2つです。
それでは、これらがどんな時に必要かを踏まえて、1つ1つ説明していきます。
モバイルディスプレイ
環境構築のメイン、モバイルディスプレイです。
ただし、以下のような方は必要ありません。
逆に、PS4やPCなどの据え置きゲームを遊んだり、据え置きでもリモートプレイが難しいゲーム(FPSなど)を遊ぶ方は必須です。
ディスプレイの選定は環境構築の要なので、詳しく解説します。
選定にあたって重要なポイントは以下の6つです。
- 画面サイズ
- 解像度
- リフレッシュレートと応答速度
- 音声出力
- 入力端子の数
- パネルのタイプ
画面サイズ
何インチのディスプレイにするか?という事ですが、今回の場合、画面サイズは大きくても小さくてもダメなのです。
というのも、寝ながらゲームする場合、必然的に目と画面の距離が近くなるので、大き過ぎると視界に画面が入りきらなくなってしまうんですね。
そんな時はディスプレイとの距離を長くすれば良いのですが、そうすると裸眼でのプレイが難しくなってきます。
逆に小さ過ぎると解像度が低く画像が粗くなる傾向がありますし、据え置きゲームをプレイする場合は物足りなさを感じるでしょう。
そのため、個人的には9インチ〜11インチ付近のサイズが最適だと思います。
ただし、視界の範囲は個人差があるので、以下の方法で自分に適したサイズを選ぶと良いと思います。
<最適な画面サイズの確認方法>
- 10インチくらいのサイズに切り取った紙に小さい文字を書く
- 両手で紙を持ち、文字が見えるギリギリの距離を探す
- この時、紙の全体がどの程度視界内に収まっているかを確認する
紙全体がぴったり収まっていれば10インチ、余裕で収まっていれば11インチ、紙の一部が収まっていなければ9インチを選ぶ…と言った感じです。
Nintendo Switchを持っている人は、携帯モードで使う分にはディスプレイが必要ないので、試しにアームスタンドだけ買ってセッティングしてみるのも良いと思います。
解像度
ディスプレイの解像度は、1920×1080あれば十分です。
解像度は高ければ高いほど画像は綺麗になりますが、PS4はそもそも1920×1080までしか対応してません。
Switchなどの他のゲーム機であっても、このくらいの解像度があれば十分に綺麗です。
リフレッシュレートと応答速度
リフレッシュレートと応答速度は、FPSゲームをする人にとっては特に重要です。
リフレッシュレートは高く、応答速度は小さい方が、動きがより鮮明に滑らかに見えるので良いとされています。
しかし、PS4はリフレッシュレートが60Hzまでしか対応してませんし、殆どのゲームの場合、リフレッシュレートは60Hz、応答速度も10msあれば十分です。
よほどのFPSガチ勢プレイヤーでもない限り、上記のスペックで十分と思って良いと思います。
音声出力
普通のゲームをプレイするなら、スピーカーがディスプレイに内蔵されているものが便利です。
音にこだわりのある人は、イヤホンジャックがあるものが良いと思います。
私の場合、PS4でFPSをするためにMixAmpを使っているので、この辺はあまり気にしませんでしたが、スピーカーとイヤホンジャックの両方付いてると大変便利です。
入力端子の数
これは、複数のゲーム機のゲームをプレイしたい人は気をつけるべきポイントになります。
例えば、PS4とSwitchを両方持っていて、どちらのゲームも寝ながらプレイしたいとします。
このとき、映像の入力端子が1つしか無いと、遊ぶゲーム機を変えるたびにケーブルの差し替えが必要になるので大変不便です。
なので、複数ゲーム機で遊ぶ予定のある方は、以下に紹介するHDMI切替器を買うか、最初から複数の入力端子があるディスプレイを買うと良いと思います。
パネルのタイプ
映像が表示されるパネル部分がどのようになっているか?という事は、ゲームの快適さに直結する重要ポイントです。
パネルのタイプで注目すべき点は、以下の2つです。
- パネルの駆動方式
- パネルの表面処理
パネルの駆動方式はディスプレイの色の見え方に影響します。
駆動方式は主に2種類で、TN方式とIPS方式があり、おすすめはIPS方式です。
TN方式は安価ですが、少し角度を変えて見ると色が変わって見えたり、黒色が白っぽく見えてしまうので、ディスプレイの位置調整が難しくなります。
その点、IPS方式はTN方式より少し高価になりますが、ある程度見る角度が度変わっても色の変化が少なく、黒も白っぽくならないため、ディスプレイの設置が簡単で映像が見やすいです。
次にパネルの表面処理についてですが、これはディスプレイの反射に関係しています。
表面処理はグレア(光沢)とノングレア(非光沢)の2種類あり、ノングレアの方を選ぶと良いと思います。
グレアの場合、表面が光沢なのでツルツルしており、傷が付きやすくなります。
また、光を反射するので目が疲れやすく、ディスプレイに自分の姿や背景が映り込むため画面が見づらくなります。
その点、ノングレアは光の反射もなく、自分の姿や背景が映り込むことがないので、長時間プレイやディスプレイをよく触る事を考えると、ノングレアのディスプレイを選んだ方が無難と言えます。
おすすめのディスプレイ
私が使っているディスプレイがすでに廃盤してしまったようなので、上記の条件を満たしているディスプレイをいくつかご紹介したいと思います。
画面サイズは、上から順に大きくなっていますので、
アームスタンド
次は、アームスタンドについて説明していきます。
元々持っていない人以外、アームスタンドは必須のアイテムになります。
アームスタンドを選ぶ際に気をつけるポイントは3つです。
- アームの種類
- ディスプレイを挟み込む部分(ホルダー)の大きさ
- アームを取り付ける部分(クランプ)の大きさ
アームの種類
これは、針金のようにクネクネ曲がるクネクネタイプか、真っ直ぐで関節部分で曲がるアームタイプか、という事です。
これは断然、アームタイプの方が良いです。
アームタイプの方が安定感があり、容易に折り畳めるので出し入れがしやすいです。
ホルダーの大きさ
当たり前ですが、ホルダーの部分が購入するディスプレイの大きさに対応していなければ取り付けられません。
ホルダーの最大長が、購入したディスプレイの縦の長さより大きくなっている事を確認してください。
また、意外と忘れがちなのがホルダー部分の厚みです。
上記で紹介しているディスプレイは、厚みが1センチ程度で殆どのホルダーに対応できますが、厚めのディスプレイを選んだ場合は注意が必要です。
必ず、ホルダー部分の厚みがディスプレイの厚みより大きい事を確認してください。
クランプの大きさ
これは、アームをどこに取り付けるかによります。
必ず、取り付ける部分の厚みが、クランプが挟み込める長さより小さい事を確認してください。
おすすめのアームスタンド
私が購入したスタンドは以下のスタンドですが、上記で書いた通り、設置場所に適したアームスタンドを選定してください。
このアームスタンドは、関節部分がしっかりしているため、任意の場所でピタッと安定してくれます。
そのため、ゲーム中にディスプレイが下がってきてしまう事もなく、大変おすすめです。
購入したものの他には、以下のようなクランプ開口が広く、関節部分が多くて可動域の高いアームも良いと思います。
ワイヤレスコントローラ
ワイヤレスコントローラは、無線でちゃんと接続できれば何でも構いません。
PS4とSwitchは、付属のワイヤレスコントローラをそのまま使えます。
ただ、Switchの場合はゲームによっては付属のコントローラだと遊びづらい事があります。(パラディンズ等のFPSとか)
そこで、個人的にはプロコントローラーが最もオススメです。
プロコンの場合、コントローラーからSwitchの電源を入れられるので、寝ながらだと特に便利ですね。
しかしプロコンは「値段が高い」という弱点があります。
そんな方は、BEBONCOOLのコントローラーがオススメですね。
安い割にはボタンが押しやすく、グリップ感も大変素晴らしい上にデザインもかっこいいので非常におすすめです。
HDMI切替器
ディスプレイの部分でも触れましたが、HDMI切替器があると複数のゲーム機を接続できるので便利です。
私は、以下の製品を使って、PS4、Switch、PC(またはFireTV Stick)の3台を繋げています。
新しく映像が出力された機器を認識して自動で切り替えてくれるので、大変便利です。
手動でもボタン1つで切り替える事ができるので、いつでも任意に画面の切り替えが行えます。
HDMI分配器
HDMI切替器は、複数のゲーム機の映像を1つのディスプレイに映せるものですが、HDMI分配器は1つの映像を複数のディスプレイに映せるものです。
これは、普段ゲームをTVや他のディスプレイでしている人には、大変便利だと思います。
私は、普段21型くらいのディスプレイでゲームをしているので、寝ながらゲームする際は、モバイルディスプレイにケーブルを繋ぎ直す必要がありました。
それを、スイッチ1つで切り替えてくれるのがHDMI分配器です。
HDMI分配器は、以下の製品が1,000円程度で買えるのでオススメです。
結束バンド(マジックテープ)
ありとあらゆるシーンで何かと便利な、マジックテープ式の結束バンドです。
100均などでも購入する事ができます。
マジックテープ式なので、何度でも再利用する事ができます。
私は、ディスプレイのケーブルを配線する際に使用しています。
具体的には、以下のようにケーブルをアームに括り付け、ブラブラしないように留めています。
日常用途でも、ケーブルをまとめたりするのに大変便利ですので、ぜひ使ってみてください!
変換ケーブル、コネクタ
ディスプレイとゲーム機の位置や、どのようなケーブルで接続するかにより、別途変換ケーブルやコネクタが必要になります。
私の場合、ベッドとゲーム機の位置が離れていたため、ディスプレイに付属のケーブルでは長さが足りず、コネクタを購入する必要がありました。
どういう事かと言うと、ゲーム機から伸びるHDMIケーブルと、ディスプレイから伸びるHDMIケーブル同士を接続するためのコネクタが必要だった訳です。
そこで、以下のようなメス−メスのHDMIコネクタを購入して接続しました。
寝ながらゲーム環境の作り方
それでは、上で紹介したものを使って、実際に環境を作っていきます。
やり方はとても簡単。
- アームスタンドを設置する
- ディスプレイをアームスタンドに取り付ける
- ディスプレイの電源ケーブルと映像ケーブル(HDMIなど)を接続する
- ゲーム機の電源を入れ、ワイヤレスコントローラを接続し、ディスプレイに映像が表示されるのを待つ
- ベッドに寝そべった状態でアームを調節し、ディスプレイの位置を決める
- ゲームをプレイ!
初回のセットアップは上記の通りですが、一度設置してしまえば、次に使う時はステップ4から始める事ができるので、とてもラクチンです。
複数のゲーム機を接続する場合
複数のゲーム機を接続する場合は、上記で書いたとおり、HDMI切替器を使います。
場合によっては、HDMIアダプタが必要になったり、HDMI分配器があると更に便利になります。
切替器があると、ゲーム機ごとに一々ケーブルを差し替える必要がなくなるので、とても便利ですよ!
HDMI切替器を使った接続方法は、以下のイメージの通りです。
オレンジ色の部分がHDMIケーブルになります。
普段、TVや他の大型ディスプレイに映してゲームをしている方は、HDMIアダプタの代わりにHDMI分配器を使うと良いと思います。
分配器を使うと、スイッチ1つでTVに映すかモバイルディスプレイに映すか切り替えられるので便利です。
HDMIケーブルは、ゲーム機に付属している場合もありますが、足りない場合は以下のケーブルが安くてオススメです。
購入する場合は、皆様の環境に合わせた長さをお選びください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、夢の超グータラ空間を作るため、寝ながらゲームができる環境の作り方について紹介しました。
仕事やバイト、部活などで疲れている時でも、ベッドに寝たままゲームができるって素晴らしいですよね。
まさに、No Game, No Life。
私自身も、この環境が快適すぎて、最近は座ってプレイするより寝ながらプレイする事の方が多くなってきた程です。笑
手にはコントローラだけ持てばいいし、ベッドに寝ているので本当に疲れません。
また、私の場合はメガネが要らないのも結構助かってます。
さらに、この環境作りに必要なもののうち、高いのはモバイルディスプレイだけなので、安価に作れる所も嬉しいですね。
それでは、皆さんも良いゲームライフをお過ごしください!