色とりどりのタイルを並べて連鎖を狙え!!
今回は、美しいコンポーネントが目を惹く「アズール」を紹介します。
基本データ
ボードゲームの基本的なデータは以下のとおりです。
「アズール」基本データ | |
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プレイ人数 | 2〜4人 |
プレイ時間 | 45分 |
ルール難易度 | 普通 |
ゲーム本体のサイズ | 中(手さげバッグに入る) |
遊ぶ時の必要面積 | 中(サイゼの4人用テーブル1つ分) |
ルールの概要
5種類のタイルを順番に取っていき、自分のボードに乗せていくことで得点を稼いでいくゲームです。
下の写真のような袋にたくさんのタイルが入っています。
タイルは毎ラウンドごとに袋からランダムに取り出して、下の写真のようにお皿(円形のタイル)の上に置きます。
自分のターンが来たら、このお皿のどれか1つを選び、そこに乗っているタイルを1種類選んで取ります。
この1種類という所がキモで、例えばお皿の上に「赤✕1、青✕2、黒✕1」のタイルが乗っている場合、青を選ぶとお皿の上に乗っている全ての青タイルを取る(この場合は2個)ことができます。
取ったタイルは下の写真のように、自分の得点ボードの左側の空いている列に配置していきます。ただし、左側に置いただけでは得点することができません。
ボードの左から右側にタイルを置く事で得点する事ができます。
ではどうやって右側に配置するのか?と言うと、左側の1列全てにタイルを置くことで、その種類のタイル1つを右側に移動することができます。
上の写真の状態ではタイル1つ分の空きがあるので、まだ右側に移動することはできません。
次の自分の番に青タイルを1つ取り、下の写真のように配置してやれば1列全てに青タイルが置かれるので、右側に青タイルを移動することができます。
ここで、右側に移動できるのはタイル1つのみです。
満杯になった列と同じ列にある、同じタイルの色の場所に1つだけタイルを移動させます。上の写真の場合では、右側の3行3列目に青タイルを1つ乗せる事ができます。
そして、1ラウンド終了時にボードの右側に置かれているタイルの状況で得点を計算します。
計算方法はボードの右下の図の通りで、「1列」揃っていたら「2点」、「1行」揃っていたら「7点」、同じ色のタイルが5つ置かれていたら「10点」という具合です。
少し分かりづらいかと思いますが、1回やってしまえばルール自体はすぐに覚えられますし、コツもつかめると思います。
詳細なルールは下記のサイト様が参考になります。
アズール/Azul - ボードゲームレビュー
ゲームの評価
このボードゲームの個人的な評価は以下のとおりです。
- 総合評価:S
- 面白さ :★★★★★
- 運要素 :★★★☆☆
- 戦略性 :★★★★☆
- 盛上がり:★★★★☆
- デザイン:★★★★★
プレイした感想
デザインが大変綺麗で気に入ったので、見た目だけで買ってしまったのですが、評価を見て貰えば分かる通り良い意味で期待を裏切る面白さでした!
ちょっと値は張りますが、この美しいボードとタイルを見ればむしろ安い方だと思います。
後から聞いた話なのですが、あまりの人気に一時期品薄状態になり、価格が1万以上に跳ね上がったとか。
ゲームの中身としては、ぷよぷよやテトリスなんかに近いかなぁという感じです。
運要素と戦略性のバランスがちょうど良く、それこそテトリスのように落ちてくるものはランダムですが、置き方次第で高スコアを出せる・・・というような感じです。
毎ラウンドで違ったタイルが場に出るので、それをどのタイミングでどう取ってどう連鎖させるか?という戦略を立てるのが楽しいゲームです。
さらに飽きさせない工夫として、なんと得点ボードがリバーシブルになっているのです!
右側に色指定が無いので、自分で置く場所を決める事ができ、より戦略性の高いゲームを楽しむことができます!
見た目の美しさも相まって、何回やっても飽きのこない良ゲーだと思います。
嘘だと思われるかもしれませんが、一緒に遊んだ友人が、一回遊んだだけなのに翌日購入してました(笑)
それくらい楽しいゲームなので、みなさんも是非一度遊んでみてください!