今回は、5,000円で始められるアクアリウムセットを紹介したいと思います。
ストレス社会で暮らす我々にとって、まさに心のオアシスとも言えるアクアリウム。
病院の待合室などにも置かれており、綺麗な水槽の中をゆったりと泳ぐ色とりどりの魚たちは、見ているだけで心を癒やしてくれる事でしょう。
私がアクアリウムを始めたのは、元ペットショップ店員だった友人からアクアリウムを勧められた事がきっかけでした。
私も勧められた当初は半信半疑だったのですが、想像以上の癒し効果がありました。
正直、眺めているだけで時間を忘れてしまいます。
自分のセンスで独自にレイアウトした空間を泳ぎ回る美しい魚達・・・もう、可愛くて仕方ないですね。
5,000円と低予算で簡単に始められるので、みなさんも是非この機会に自分だけのアクアリウムを立ち上げてみませんか?
アクアリウム(熱帯魚)のメリット
他のペット等に比べて、熱帯魚を飼育するメリットは以下の点かなと思います。
- 低予算で始められる!
- 音が静かでうるさくない!
- においも殆ど無く、臭くない!
- 管理しやすくお世話がラク!
- 小さい水槽なら場所を取らない!
- 水槽を自分好みにレイアウトできる!
- 見ているだけで楽しく癒される!
記事のタイトルにも書いてあるとおり、「5000円」という低予算で一式揃える事ができ、なおかつ維持費用も安い!というのが一番のメリットでしょうか。
とにかく手軽に始められるのは嬉しいポイントですね。
おすすめの熱帯魚!
さて、ここでは手軽に、スペースを取らず、楽してアクアリウムを始めてみたい!という方を対象に、おすすめの熱帯魚を紹介します。
おすすめの熱帯魚は、ズバリ言うとベタです。
水槽に1匹だけでも存在感があり、大きなヒレをなびかせて水槽を泳ぐ様は、美しいの一言です。
ベタにも色々な種類があって、写真のベタはトラディショナルという種類になります。
その他、ハーフムーンなど尾が半月型に広がるタイプもいます。
なぜベタがおすすめなのか?という理由については、以下で一つずつ説明していきます。
1つの水槽に一匹の飼育で、小さな水槽でも飼える
ベタは「闘魚」と呼ばれるくらい気性の荒い魚のため、他の魚や同じベタ同士でも一緒の水槽で飼うことができません。
ゆえに、一匹の単独飼育になりますが、これがかえって初心者には管理しやすいのです。
沢山の魚を飼う場合、それだけフンや食べ残しの処理も大変になりますし、水替えや水槽の掃除なども頻繁に行ってあげる必要が出てきます。
しかし、ベタの場合は単独飼育のため一匹だけ管理すればよく、水槽も小さいもので済むのです。
ただし、小さい水槽と言っても、ビンやコップはNGですけどね。
また、写真を見て頂いても分かる通り、かなりの存在感があるため一匹でも十分水槽を彩ってくれることでしょう。
エサを与える量が分かりやすく、フンが処理しやすい
ベタ用のエサは粒状になっているので、一日にあげる量が分かりやすいのも嬉しいポイントです。(パッケージに一日◯粒あげて下さいと書かれています。)
粒が浮上性なので、ベタがエサを発見しやすく食べ残しが出にくいのも良い点です。
余談ですが、エサをあげようと水槽に近づくと、ベタが自分から近づいてくるようになるので、とても愛らしいですよ。
また、ベタのフンは結構大きな塊になっているため、フンが見つけやすく処理しやすいです。
これらの何が良いのかと言うと、水質悪化を防ぐことができるという事です。
食べ残しやフンは、放っておくと魚にとって猛毒であるアンモニアが発生し、魚が死んでしまう原因になります。
そのため、食べ残しやフンが少なく処理しやすいという事は、水を綺麗に保ち魚を元気に長生きさせるために重要なことなのです。
エアレーション(ぶくぶく)が必要ない
ベタは水流が苦手なので、水流を生むブクブクが必要ないのも特徴です。
他の魚と違い、エラ呼吸だけでなく口から直接空気を取り込むことができるそうです。
実際、ウチのベタも口を水面から出して空気を吸っていますし、その姿も可愛らしいです。
そのため、ブクブクに必要なエアーポンプも不要ですし、無音で飼育できます。
ただし、フィルターは必要であるという意見も多いです。
投げ込み式のフィルターを出力弱めで入れてあげるのが良いと思います。
飼育に必要なもの
上記で述べた通り、 小さな水槽で簡単に飼えるベタですが、ここでは飼育に必要なグッズを紹介していきたいと思います。
生体(ベタ)
当たり前ですが、飼育する生体が必要です。
種類は、安くて強くて美しいトラディショナルをオススメします。
赤、青、マルチカラーなどのカラーバリエーションがあります。
水槽
今回はスペースを取らずに・・・と言う事で、17センチ程度の水槽をオススメします。
また、ガラス水槽の方が透明度も高く丈夫で良いのですが、こちらの水槽も傷つかないようにメラミンスポンジを使うなど洗い方にさえ気をつければOKです。
ガラス水槽が良い、または今後他の熱帯魚も飼ってみたいという方は、こちらのガラス水槽がサイズもちょうど良くオススメです。
オートヒーター
オートヒーターは、コンセントに繋ぐだけで温度を自動的に調節して一定に保ってくれます。
熱帯魚は水温を高めに維持してやる必要があるので、秋〜冬にはオートヒーターが必須です。
こちらのヒーターは上記の小型水槽に適したW数になっているのでおすすめです。
水温計
水温は常に注意していなければならないので、水温計は必須です。
オートヒーターがちゃんと一定の温度を保っているかを確かめます。
下記の水温計は、アナログですが安いのでおすすめです。
また、正確にしっかり温度管理したい方は、以下のデジタルの水温計をおすすめします。
カルキ抜き
水道水のカルキを抜き、魚に適した水にしてくれるものです。
水槽立ち上げ時や水替え時など頻繁に使用する必須アイテムです。
熱帯魚のエサ
ベタのエサです。
粒が大きいとベタが吐き出してしまうのですが、ひかりベタは粒が小さく食べやすいサイズなのでオススメです。
お掃除用のスポイト
水槽に溜まったゴミやフンなどを吸い取るためのお掃除用スポイトです。
簡単にアクアリウムのメンテナンスができるのでおすすめです。
水換えと掃除を一気にやりたい!という方には、こちらのプロホースがおすすめです。
必須ではないが、あると良いもの
先程までのグッズは、飼育に必須なグッズでした。
ここからは、無くてもいいけどあると水槽がより華やかになるグッズについて紹介します。
人工水草
水草は正直、枯れると水質悪化の元になりますし、手入れも必要になってくるので個人的には人口水草が良いかと思います。
ただし、ベタのヒレが引っ掛かって破れる原因になるので、置きすぎには注意して下さい。
おやすみリーフは、ベタが休む際に寄り添う水草の代わりをしてくれるのでおすすめです。
これ以外の人口水草なら、ニッソーのアクアティックプランツのシリーズが種類も豊富でオススメです。
底砂
ベタの場合は底砂を敷く必要が無いので、何も敷かない「ベアタンク」と呼ばれる方法で飼育するのが一般的のようです。
ベアタンクの方が下に溜まったフンや食べ残しを発見しやすく処理しやすいので、水槽のレイアウトに拘らないなら不要だと思います。
敷きたい場合は、綺麗さと水質に影響を与えない点から、クリスタルサンドをオススメします。
また、少し大きめの飾り石を置いても綺麗かと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
必須グッズだけでも5,000円程度とかなりお安く始めることができます。
必須以外のものを含めても1万円以下とコストが低く抑えられるので、お財布にも易しいです。
維持費で見ると、水道水代、ヒーターの電気代、エサ代、カルキ抜き代くらいだと思いますが、どれも高いものではないですし経済的と思います。
これを機に癒やしのアクアリウムを始めてみては如何でしょうか?