近年、益々盛り上がりを見せるVR市場ですが、またトンデモないVR機が世に出ていました。
その名も、Oculus Quest(オキュラス クエスト)!
なんと、
完全ワイヤレスかつ
外部センサーレス
従来のVR機器は、VRゴーグルとゲーム機などがケーブルで接続されているため、ケーブルが邪魔になる事が多々ありました。
ところが、Oculus Questの場合は完全ワイヤレスのため、ケーブルが一切必要なく、快適なVR体験が可能なのです。
さらに、Oculus Questの場合、カメラや外部センサー等を部屋の中に設置する必要がないので、VRゴーグルを頭に被るだけですぐに遊べるのです!
私自身、既にPS VRやSwitchのVRキットを持っていましたが、完全ワイヤレスとセンサーレスがあまりにも魅力的だったので、思わず購入してしまいました。
そして、いざ遊んでみるとウワサ以上に凄い!
正直、VRデバイスを買うなら、数ある機種の中でもOculus Questを真っ先にオススメしたい程です。
価格、性能、画質など全てにおいて優れているだけでなく、アップデートによって更に機能がパワーアップし続けているのです!
そんなOculus Questですが、今回は更に私が所持しているPS VRとの比較も併せて紹介しますので、是非参考にしてみて下さいね!
- Oculus Questのココがスゴい!
- 気になる画質は?
- アップデートがスゴすぎる!
- 気になる点
- PS VRとの比較まとめ
- どこで購入するのがオススメか?
- どちらのモデルを購入すべきか?
- Oculus Questと一緒に買うべきアクセサリ
- まとめ
Oculus Questのココがスゴい!
スゴいポイントは、実はたった1つで、それはオールインワンである事です。
つまり、このOculus QuestだけでVRが楽しめるのです。
「え、それだけ?」と思われるかも知れませんが、これがとても革新的で衝撃的なのです。
オールインワンのメリットは、大きく4つあります。
- ゲーム機やPC等を用意する必要が無く、安価にVRを楽しめる!
- ケーブル等の配線が不要で、VR世界を安全かつダイナミックに動き回れる!
- 外部センサーが必要無いため、ヘッドセットを被るだけですぐに遊べる!
- コンパクトに収納&持ち運びが可能で、どこでもVRが楽しめる!
既に他のVR機を持っている方ならピンと来るかもしれませんが、この4つが本当にスゴイ。
VR機の購入を検討している人全てに、一番おすすめしたくなるほど魅力的なのです!
専用機が不要で、総コストが安い!
今までVRで遊ぶためには、VRゴーグルとは別にハイスペックPCが必要だったり、PS VRのようにPS4等のゲーム機が必要だったりと、VR機以外に別途専用機が必要でした。
しかし、Oculus QuestはWi-Fi環境とスマホがあればVRが楽しめるのです!
さらに専用機が必要ない分、総合的な価格で見ると他のVR機よりも断然安いのです!
実際に、PS VRと比較してみましょう。
Oculus Questは、スピーカー、センサー、Wi-Fi、CPUなど全てがヘッドセットに搭載されており、専用コントローラも2本セットで付属しています。
一方、PS VRの場合、同じ条件だと
と合計で約75,000円かかります。
一方、Oculus Questは64GBモデルが49,800円、128GBモデルが62,800円なので、高価なモデルと比較してもOculus Questの方が安いことが分かるでしょう。
PC向けVR機の場合は、ハイスペックPCが必要な事が多く、PCだけで10万以上するため、さらに価格差が開きます。
確かに、既にPS4やハイスペックPCを持っている方は、PS VRや他のVR機の方が追加費用が安く済む場合もあります。
しかし、例え専用機を持っていたとしても、Oculus Questにはそれを補って余りある魅力があるのです!
完全ワイヤレスで、より安全にダイナミックなVR体験が可能!
Oculus Questの場合、ヘッドセットとコントローラは全て無線で接続するため、ケーブルなどの有線接続が一切無く、完全にワイヤレスで遊べます。
そのメリットは、主に2つです。
- 邪魔なケーブルが無いため、VR空間を自由に動き回れる
- ケーブルに足や身体を引っ掛けてしまう事がなく、安全にプレイできる
PS VRの場合、PS4とヘッドセットが有線接続のため、VRを楽しむ上ではケーブルが邪魔になることが多々あります。
特に、動き回ったり周囲を360°見回すようなゲームの場合は、ケーブルが邪魔になるだけでなく、身体に絡まるなど安全性に影響します。
しかし、ワイヤレスの場合はこれらを一切気にしなくて良いため、プレイヤーが自由に体を動かす事ができ、さらにダイナミックなVR体験が可能になるのです。
VR空間を歩き回る事はもちろん、しゃがんだり、素早く後方を確認したり、身体を傾けて敵の攻撃をかわしたり、ストレス無く現実世界と同じ動きができるのです。
そのため没入感が更に高まり、最高水準のVR体験が可能となるのです!
またワイヤレスなので、動き回っているうちにケーブルに足を引っ掛けて転んだり、モノを倒してしまうと言った事がありません。
そのため、有線を含むVR機に比べて、安全に遊べるのです!
さらにOculus Questでは、操作性と安全性に配慮された独自の機能があります。
VRの場合、ARと違って完全に視界を塞いでしまうので、外の様子を確認するために一々ヘッドセットを外す必要がありました。
また、知らず知らずの内に机や壁などに近づいてしまい、手や腕をぶつけて痛い思いをした方もいるのではないでしょうか?
しかしOculus Questでは、予め設定したエリア外にプレイヤーが出てしまった場合、ヘッドセットに搭載のカメラで外の様子を自動で映し出してくれる機能(ガーディアン機能)があります。
これにより、ヘッドセットを外すことなく外の様子を確認できるうえ、間違って障害物にぶつかってしまう事を防げるのです!
外部センサーの設置が不要で、すぐに遊べる!
PS VRもそうですが、今までのVR機は人の動きを読み取るため、カメラやセンサーを部屋に設置する必要がありました。
しかし、Oculus Questはヘッドセットのみで人の動きを読み取るため、遊ぶ時はヘッドセットを頭に装着するだけで良いのです!
これの何が素晴らしいかと言うと、遊ぶたびにカメラやセンサーを設置し直す必要が無くなると言う事です。
PS VRを例に挙げると、PS VRの場合は外部センサーであるカメラを正面に設置する必要があります。
このカメラが結構なクセモノで、立ったままプレイする場合と座ったままプレイする場合で、カメラの設置場所をいちいち調整しなければならないという欠点があります。(さらにこのカメラ調整も結構シビアで面倒です。)
その点、Oculus Questはヘッドセットを被るだけですぐ遊べるため、面倒な準備が全く必要ないと言うメリットがあります。
厳密に言えば、Oculus Questも遊ぶ前にプレイエリアの設定(ガーディアンの設定)が必要です。
しかし設定方法が超簡単で、ヘッドセットを被り内蔵カメラを通して外の様子を見ながら、コントローラで床にプレイエリアの境界線を描くだけです。
PS VRでは、カメラの設定が本当に面倒くさくて、遊ぼうとする気力がある程度必要でしたが、Oculus Questはヘッドセットを被るだけなので、気軽さ・手軽さが段違いです。
コンパクトに収納&持ち運びでき、どこでも遊べる!
専用機や外部センサーが必要ないので、ヘッドセットとコントローラーだけあれば、どこでも手軽にVRゲームを遊ぶことができます。
さらに、以下のような収納ケースがあれば、とてもコンパクトに収納しておく事ができる上、友達の家や旅行先など簡単に持ち運ぶことができます。
上記のケースでは、ヘッドセット、コントローラ、充電器、乾電池など必要なものを、20cm × 20cm × 15cmくらいの大きさに全て収納しておく事ができます。
実際、私もこのケースを使って友人宅にOculus Questを持っていきましたが、リュックに十分入る大きさでした。
このように、他のVR機と比べてコンパクトに収納しておける上、簡単に持ち運び外出先で遊べる点もOculus Questの大きなメリットです。
気になる画質は?
VRで気になるのは、やはり画質ですよね。
いくらオールインワンで遊べると言っても、画質が悪ければ没入感が損なわれてしまいます。
しかし安心して下さい、画質はPS VRと同等かそれ以上に綺麗でした。
むしろ、解像度自体はOculus Questの方が高いので若干綺麗に感じます。
また、最近ゲームセンターなどでも数百円〜数千円でVRを体験できる施設がありますが、それらと比べても同等かそれ以上に感じます。
流石にハイスペックPCが必要な高級VR機には劣るでしょうが、VR体験には十分綺麗な画質と言えると思います。
さらに、PS VRと異なり左右の目の間の距離も調整する事ができるので、VRの見やすさという点も優れていると思います。
アップデートがスゴすぎる!
Oculus Questは、現在も精力的にアップデートが行われており、その度に機能が大きくグレードアップしています。
以下では、2020年初旬ごろに追加される注目の機能を2つ紹介します。
Oculus Questはアップデートの度に大幅な進化を遂げているので、将来性という意味でも大変おすすめですよ!
Oculus Linkで遊べるゲームが一気に拡大!
まず1つ目が「Oculus Link」です。
これは、Oculus QuestとPCをケーブルで接続する事で、Oculus RiftまたはRift SのPC向けVRゲームを遊べるようになる機能です。
今までOculus Quest用のソフトしか遊べませんでしたが、この機能により、一気に遊べるソフト幅が広がったのです!
さらに、ケーブルでなくWi-Fiにして、PCとの接続をワイヤレス化する話も出ているそうなので、更に期待は高まりますね!
自分の手がコントローラになるハンドトラッキング!
2つ目は「ハンドトラッキング」です。
これは、なんと自分の手をVR内のコントローラとして使えるという機能です。
Oculus Questに搭載の4つのカメラで自分自身の手をトラッキングする事で、コントローラの代わりとして使える訳ですね。
実はこの機能、既に実装されていたので使ってみました。
結論から言うと、超すげえ。
いや、これ本当にスゴいです。
本当に自分の手がそのままVRの世界でリンクしているんですよ。
指の一本一本の動きまで、リアルの手の動きが本当にそのまんまVRの世界に投影されてました。
正直、身震いしましたね。
ついにVRはここまで来たのかと。
今はまだトラッキング速度に少しラグがありますし、ホーム画面のメニューしかハンドトラッキングで操作できませんが、それでも感動モノでした。
だって、SFによくある空中に投影された映像パネルを操作してるあの感じを体験しているようなものでしたからね!
コレが今後ゲーム内でも使えるようになるのかと思うと、VRの没入感が更に高まること間違いなしなので、本当に楽しみです!
気になる点
ここまでベタ褒めしてきましたが、3つ程気になる点もあります。
- バッテリ駆動なので長時間プレイには向いていない
- 海外向けなので、日本語対応ソフトが少ない
- 快適なプレイには、ある程度の広さが必要
まず1つ目ですが、ヘッドセットはバッテリ駆動で連続駆動時間は2時間程度です。
また、ヘッドセット1つに機能が集約されているので、PS VRに比べるとヘッドセットの重量も少し重いため、長時間プレイに向いていません。
とはいえ、そもそもVRゲームは1時間くらいで疲れてしまうので、長時間プレイをする事は殆ど無いです。
ヘッドセットの重量も、PS VRに比べれば少し重い程度で、殆ど気になりません。
2つ目は、Oculus Questで発売されているソフトの多くが海外メーカーのため、日本語に対応しているソフトが少ない事です。
とはいえ、日本語化されていなくとも、直感的に操作方法等が分かるゲームが多いため、そこまで気にはなりません。
また、最近は人気ソフトを中心に日本語化が進んでいるので、ご安心下さい。
最後に3つ目ですが、実はこれが一番気になるポイントです。
Oculus Questの魅力を最大限引き出して遊ぼうとすると、どうしても2m × 2m程度のプレイスペースが必要です。
2m × 2mのスペースが用意できない場合でも、せめて両腕を伸ばした状態で360°回り、手がモノに当たらないくらいのスペースは確保する必要があります。
座ったままや立ったまま静止してプレイする場合はそこまで必要ありませんが、やはりOculus Questの醍醐味は損なわれてしまいます。
なので、購入前に部屋の大きさや床に十分なスペースが確保できるかを検討する事をオススメします。
PS VRとの比較まとめ
ここまでもPS VRを例に挙げて比較してきましたが、一旦まとめたいと思います。
- 遊びやすさ→Oculus Quest
- 安全性→Oculus Quest
- 携帯性・収納性→Oculus Quest
- VR酔いのしにくさ→Oculus Quest
- 日本語対応ソフトの多さ→PS VR
- ソフトの映像品質→PS VR
- アクセサリや拡張コントローラの多さ→PS VR
Oculus Questが優れている点は、やはり遊びやすさと手軽さにあります。
いつでもどこでもすぐに遊べるのが、PS VRと大きく異なる点だと思います。
一方、PS VRが優れている点は、遊べるソフトの品質の高さにあります。
殆どが日本語対応ですし、大手メーカーが作っているからなのか、映像が綺麗で質の高いソフトが多いです。
とはいえ、Oculus Questのソフトが低品質かと言うと、決してそうではありません。
むしろ面白いものばかりなのですが、どちらかと言うとミニゲーム的なんですよね。
そういう点で、映像含めPS VRは凝ったソフトが多く、Oculus Questではシンプルなソフトが多いなという印象です。
そのため、VRの没入感という意味では、動き的なリアリティはOculus Quest、映像的なリアリティはPS VRの方が優れているように感じます。
身体を動かすアクション系がやりたい方はOculus Quest、綺麗な映像で高品質なゲームがしたい方はPS VRがオススメだと思います!
どこで購入するのがオススメか?
さて、肝心のどこで買えば良いかについてですが、実はネット販売のみでヤマダ電機などの家電量販店には売っていません。
そのため、購入する場合は以下の2つから選ぶことになります。
- Oculus Questの公式HPから購入する
- Amazonから購入する
おすすめは、発送も早くポイント等のメリットも多いAmazonからの購入です。
ただし、在庫切れで価格が高騰してる場合は、公式HPから購入するか、在庫が復活するまで待つと良いと思います。
ちなみに、公式HPから購入しても、3日〜4日くらいで届くので比較的早いと思います。
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【正規輸入品】Oculus Quest (オキュラス クエスト)- 64GB
- 出版社/メーカー: Oculus
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どちらのモデルを購入すべきか?
Oculus Questは、64GBモデルと128GBモデルの2種類あります。
私は大は小を兼ねる方針なので、128GBモデルを選びましたが、正直64GBモデルで十分だと思います。
何故かと言うと、VRゲームはPS4等のゲームと違ってソフト1本の容量が数百MB〜数GB程度しかありません。
今後、VR超大作でも出てくれば話は別ですが、ソフトの容量が少ないので、本体の容量がそんなに無くても不便さは感じないと思います。
ただし、ゲームプレイを録画して保存しておきたい場合は、それなりに容量が必要ですし、ゲームを沢山遊びたい!という方は128GBを選ぶと良いと思います。
Oculus Questと一緒に買うべきアクセサリ
ここでは、Oculus Questと一緒に買うべき必須のアクセサリを紹介します。
これがあるのと無いのとでは、便利さが段違いなので、一緒に購入することをオススメします!
収納ケース
1つ目は、上記でも出てきた収納ケースです。
本体とコントローラ、電源ケーブル等をすっきりコンパクトに収納することができます。
ハードタイプなので頑丈ですし、持ち運ぶ際にリュックの中に入れても潰れず保護してくれます。
シリコンマスク
2つ目は、Oculus Quest用のシリコンマスクです。
Oculus Questの顔に当たる部分のクッションなのですが、なんと布製なので汗が染み込んで臭くなってしまいます。
これを防ぐため、クッション部分をシリコン製のものに交換し、汗をかいても拭き取るだけでメンテナンスできるようにした方が良いと思います。
以下の製品は、マスクに加えてコントローラの保護カバーも付いているのでオススメです。
マスクとコントローラ用カバーは別々に買うこともできます。
マスクだけ購入したい方は、こちらを選ぶと良いと思います。
コントローラカバーのみの場合は、こちらがおすすめです。
リングの部分まで保護できるカバーもありますが、センサーの精度が下がるようなので、このカバーのようにグリップ部分のみ保護するタイプが良いと思います。
エネループ
こちらは、上の2つより購入優先度は下がりますが、あると便利です。
コントローラが充電式ではなく乾電池式なので、エネループのように充電して繰り返し使える電池があると、電池を買ったり捨てたりする手間が省けて便利です。
急速充電器とセットになっているタイプもあるので、お好みで選ぶと良いと思います。
まとめ
今回は、Oculus Questについて紹介させて頂きました。
Oculus Questの特徴は、大きく以下の4つでした。
Oculus Questで、皆さんもきっと素晴らしいVR体験ができると思います。
既に他のVR機を持っていても買ってしまうほど、魅力に溢れたVRゲーム機なので、VRを体験してみたい!という方は是非チェックしてみて下さい!
ただし、購入する前は十分な広さのプレイスペースが確保できるかを確認してくださいね!