PlayStation VRが新型になって安くなったので、ついに手を出してしまいました。
2019/4/21現在の定価は以下の通りです。
- PS VR:34,980円+税
- PS4(500GB):29,980円+税
- PS4 Pro(1TB):39,980円+税
最近は、この価格から更に値下げセールが結構頻繁に行われていたり、ソフトや専用コントローラがセットになったお得な同梱版が出ています。
PS VRの世界を一通り楽しめるPlayStation VR WORLDS同梱版の価格が本体のみの価格と同じなので、購入する際は同梱版がおすすめです。
ソフト+専用コントローラがセットになったお得バージョンはこちら↓
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さらに、あくまで噂にはなりますが、次世代機であるPS5でもPS VRはそのまま使えるようになるそうです。
なので、PS5が出たとしてもPS VRは現役バリバリで活躍する可能性が高く、購入を見送っている方も、是非この機会に検討されてはいかがでしょうか。
PS VR自体、家庭用VR機とは思えないくらい素晴らしい出来なので、購入検討されている方は、以下の記事を是非参考にしてみて下さい!
PS4持ってないよ!という方は、これだけでPSVRと同等以上のVR体験が可能なOculusQuestがおすすめです↓
kurokinomizuiwa.hatenablog.com
結論から言うと、大変素晴らしかったです。
正直、期待以上で感動しました。
VR自体は、東京ジョイポリスの「ZERO LATENCY」や渋谷等にある本格的なVR体験施設のゲームを少しだけやった事があったのですが、それらを家庭内で遜色なく体験できると言った感じでしょうか。
自分が持っているPS4はProではないのですが、PS4 Proでなくとも画質は十分に綺麗だと思います。
確かに普通のPS4をやっている時よりは、2Dから3Dになったせいか粗く感じます。
イメージとしては、Vitaのゲームのレベルに近い感じの粗さです。
当然、ソフトによっても画質の綺麗さは異なりますが、ゲームの中に入り込んでいるような感覚は十分に得られると思います。
モーションコントローラ(PS Move)がすごい!
PS Moveは、VRを買ってからしばらくして購入しましたが、VRと同時に買えば良かったと後悔するほど素晴らしいコントローラでした。
PS Moveは、手の動きを高精度で追跡し、VR上の映像とリンクさせる事ができます。
なので、実際にVR上のオブジェクトを触ったり掴んだりといったリアルなアクションをダイレクトに行うことができるのです!
このように、通常コントローラだけでは味わえない更なる没入感が得られるので、大変おすすめなコントローラです。
ただ、1本5,000円強程度しますし、2本必要になるソフトが多いので、併せて1万と少し高いのがネックです。
※最近は、PS moveがセットになったお得版がセールでよく出ているので、そちらを狙って購入するのがオススメです!
しかし、お値段以上の楽しみは確実にありますし、対応ソフトも多いのでVRと同時購入を強くすすめたい専用コントローラです。
シューティングコントローラがすごい!
PS VRの購入に合わせてシューティングコントローラも買ったのですが、コントローラとゲーム内の銃が精度よくリンクされいて本当に銃のサイトを覗いて撃ってる感覚でした。
コントローラに振動機能もあるので、撃った際のリコイルも感じられるのがリアルさに拍車を掛けてて素晴らしいです。
さらに、重さも大変軽く、長時間持っていても疲れないのも嬉しいポイントですね。
見た目が死ぬほどダサかったので、最初はどうかと思っていたのですが、アナログスティックやキーの位置などが操作しやすい配置になっており、全体的な完成度が非常に高いコントローラでした。
欲を言えば、別売りのアタッチメントでも良いので、ストックがあると更にプレイしやすいですね。どこか出してくれないものか・・・
VRだけじゃない!シネマティックモードで大画面プレイ!
このPS VR、VRゲームを遊ぶ以外にも使えるモードがあるのです。
それが、シネマティックモードです。
このモードでは、VRヘッドセットに映し出されるVR上の巨大な画面で、通常のPS4ゲームで遊んだり、動画を見たりすることができるのです。
まるで映画館にいるような感じで映し出されるので、ゲームも動画も大迫力で楽しめます。
試しにゲームも映画もこのシネマティックモードでプレイしてみましたが、家のTVやディスプレイで見るよりも段違いな没入感と迫力があり、「もう映画館行く必要無いな・・・」と思ってしまうくらいでした(笑)
ちなみに、シネマティックモードではPS Cameraにヘッドセットが映るように調節する必要がないので、ヘッドセットを付けたまま寝っ転がりながらゲームや動画がたのしめてしまうのです。
ただ、普通の枕だとヘッドセットの後ろの部分が干渉してしまうので、以下のような凹みのある枕だと、より快適に楽しむことができます。
気になるVR酔いは大丈夫?
ここまでベタ誉めしてきたPS VRですが、やはり難点もいくつかあります。
まず1つは VR酔いです。
これは最初はどうしようもないと思います。
乗り物酔いやゲーム酔いなど全くしない私ですら、最初は酔って気分が悪くなる事がしばしばありました。
ただ、これは2、3日もすれば視点の激しく動くゲームも全く酔わなくなったので、慣れと適切な設定によるのだと思います。
酔いにくい設定とは?
VR酔いで結構困っている方も多いのではないでしょうか?
参考までに、VR酔いしにくい設定をご紹介します。
- 照準や方向転換は視線で行う(右スティックでの操作にすると死ぬほど酔います)
- 視点の移動スピードを遅くする
- 右スティックでのカメラ移動は、滑らかではなく30度や90度など一定角度で変わるようにする(滑らかな視点移動にすると死ぬほど酔います)
恐らくどのVRゲームでもこのような方針で設定する事で、かなりVR酔いを防げるのではないでしょうか。
また、少しでも気分が悪くなったときは無理せずゲームを中断し、休息をとることも大事です。
最初のうちは少しプレイして休憩、プレイして休憩・・・と言うように徐々に慣れさせていくことで、数日ですっかり酔わなくなります。
無理してしまったり、ほんの少ししかプレイしていないのにすぐ気持ち悪くなってしまう場合は、一日置くことで VR酔いが軽減される場合もあるようです。
長時間プレイは向いていない?
私だけかもしれませんが、VRは普通にゲームをしているときよりも目と頭が疲れやすいです。
そのため、長時間の連続プレイが難しく、大体1時間ごとに休憩をはさむ形でプレイするのがベストだと思います。
と言っても、長時間連続プレイができない事による不都合なんて、例えばゲーム実況配信が長時間できない事ぐらいだと思いますが・・・^^;;
おすすめのVRタイトル
さて、ここからはおすすめのVRソフトについて紹介して行きたいと思います。
ここで紹介するソフトは、PS VRを持っているなら絶対にやって欲しいタイトルなので、持っている方も是非購入を検討してみて下さい!
↓更に多くのおすすめソフトを詳しく紹介している記事はこちら
kurokinomizuiwa.hatenablog.com
VR用ソフトの種類について
ソフトを紹介する前に、VR用ソフトの種類について軽く触れておきます。
VRソフトは大きく分けて「VR専用」と「VR対応」の2種類あります。
VR専用ソフトは、PS VRでしか遊べないソフトになりますが、VR対応ソフトはPS VRでもPS4だけでも遊べるソフトになります。
見分ける方法は簡単で、ソフトの表パッケージ上部に「PLAYSTATION VR専用」と表記があればVR専用、「PLAYSTATION VR対応」とあればVR対応のソフトです。
VR対応ソフトはさらに、本編の全てをPS4でもVRでも楽しめるタイプ、本編とは別にオマケ要素としてVRが楽しめるタイプなどがあります。
それでは、以下からVR専用とVR対応の2種類に分けてオススメなソフトを紹介していきます!
おすすめのVR専用ソフト
Farpoint
PS VR用シューティングコントローラが必須ですが、超絶完成度の高いFPSゲームです。
VRで遊べるFPSと言ったら、他には「Firewall Zero Hour」や「Bravo Team」がありますが、「Farpoint」が一番完成度が高いと思います。
実際に私はFirewallも持っているのですが、Farpointの映像の綺麗さやシューティングコントローラの立体感・精度などはFirewallよりも上だと感じました。
特にシューティングコントローラの精度が素晴らしく、ドットサイトを覗いて撃つなど本当に銃を持っているかのような感覚でプレイする事ができます。
感動すること間違いなしなので、是非こちらのゲームで遊んでみて下さい!
RIGS
VRでロボットに乗って戦いたい方に超おすすめなのが、この「RIGS(リグス)」です。
RIGSという競技用の巨大ロボットに乗って、3VS3のチームバトルを行うゲームです。
このゲーム、オンラインでプレイヤーVSプレイヤー対戦を楽しむこともできるのですが、オフラインでもCPUとチームを組みリーグ戦を勝ち抜く1人プレイも楽しめます。
これがまた1人プレイでもべらぼうに楽しいんです。
このゲーム自体がスポーツに近い感じになっているせいか、CPUに負けると「クッソー!」と悔しく、勝つと「ッシャァアア!」と嬉しくなり、ついつい「もう1試合!」となってしまいがちです(笑)
さらに、グラフィックが今までプレイしたどのVRゲームよりも綺麗で、自分が本当にRIGSに乗って動かしているような没入感が得られます。
ハマってしまうこと間違いなしなので、是非こちらのゲームでも遊んでみて下さい!
おすすめのVR対応ソフト
Wipeout Omega Collection
VRでレースゲームと言ったらコレをオススメしたいです。
VRでレースゲーと言えば、ドライブクラブやグランツーリスモが有名ですよね。
両者が現実世界の車でのレースを再現しているのに対し、Wipeoutは反重力で動く近未来的なマシンに乗ってレースを行います。
どうせVRで遊ぶなら、現実世界では体験できないモノで遊びたい!派の自分としては、Wipeoutはまさにうってつけのレースゲームでした。
実際に、疾走感、爽快感は他のゲームでは味わえないほど素晴らしいものでした。
さらに、ただのレースではなく、マリオカートのようにレース中にお邪魔武器を手に入れて、ライバルたちを攻撃することが出来ます。
そのため、ドライブテクニックに自信の無い方でも十分楽しむことができますし、オフライン/オンラインで友達とワイワイ遊ぶこともできます。
また、こちらのソフトはWipeoutシリーズ3作品がセットになったお得仕様なので、マシンの数、コースの数、ゲームモードの数も申し分なく、大変満足度が高い一本になっています。
さらに全編VRでもPS4でも楽しむことができるので、PS VRを持っていない方にもオススメです!
※日本ではPS Storeでダウンロード版のみ販売しているようです。
VRで空の戦場を駆け巡りたい方に大変オススメなのが、このエースコンバット7です。
言わずと知れたエースコンバットシリーズの最新作で、こちらはオマケ要素のみVRで楽しむことが出来ます。
オマケ要素のみとはいえ、VRで遊べるミッションは充実しているので、十分に大迫力な空中戦を堪能する事ができます。
コックピットの中に設置された計器等もリアルですし、雲の中を割って入った時には窓に水滴が付いて流れていくなど、本当に戦闘機に乗っているかのような体験をする事ができます。
さらに、VR目的でなくとも本編が大変面白いので、個人的にはオススメなPS4ゲームとしても推したいタイトルです。
みなさんも、是非リアルなドッグファイトを楽しんでみて下さい!
ホラーでオススメなのは、何と言ってもこのバイオハザード7でしょう。
VRの魅力を語る上で外せない要素と言えばホラーですよね。
お化け屋敷では飽きたらなくなった皆様には、是非VRでのホラーを体験して頂きたい!
このバイオハザード7、VRでプレイするとTV画面でプレイするより100倍怖いです。
思わずPS VRを外してしまう程、めちゃくちゃ怖いです。
今作は、久しぶりに主人公が非力な一般人であるため、これも相まって敵への恐怖感がすごく、個人的にバイオハザードシリーズの中で1番怖いと思いました。
それだけ良く作り込まれていますし、ゲームとしても面白く完成度が素晴らしく高い一本になっています。
さらに、全編をVRでもPS4でも楽しめるため、VRが怖すぎる!という方でも通常通りPS4のみで進められるので安心です。
友達と一緒にやると、お互いビビっている様子を眺めることが出来て面白いですよ(笑)
是非、ホラー系のVRソフトをお探しの方は、一度プレイされてみては如何でしょうか?
まとめ
ここまでの内容をまとめると、PS VRのメリット・デメリットは以下の通りになります。
<メリット>
- 高クオリティのVRが家の中で体験できる!
- シューティングコントローラでさらなる没入感が得られる!
- シネマティックモードで、通常のPS4ゲームや映画・動画が超巨大画面で楽しめる!
<デメリット>
- どうしても最初はVR酔いしてしまう
- 目や頭が疲れやすいので、長時間プレイできない
デメリットはあれど、全体としては自分の想像を遥かに超える良い製品だと思いました。
少し高価ではありますが、買ってよかったと満足しています。
みなさんも、この機会に是非新しいVR体験をしてみてはいかがでしょうか?